コラム

冬の防寒は玄関から!玄関で可能なおすすめの防寒対策を紹介

2023年09月29日

「外から帰ってきたのにまだ寒い…」
「玄関がすでに寒く家から出たくない…」

こういったお悩みをお持ちの方は少なくないと思います。
玄関の防寒対策が不十分な場合、居室スペースにも冷気が入り込み暖房の効率も悪くなりがちです。
また、トイレへ行く際に玄関を通る必要があれば、その都度寒い思いをしてしまい日々ストレスが溜まります。

今回は、玄関の防寒対策についてお話ししていきます。
玄関の防寒対策にお悩みの方はぜひご覧ください。

冬の防寒は玄関から!玄関で可能なおすすめの防寒対策を紹介

玄関の防寒対策おすすめ5選!

冬場の防寒対策の重要なポイントは玄関にあります。
ここでは、玄関におすすめの防寒対策について5つ紹介していきます。

その1.カーテンをかける

寒さ対策として、玄関ドアにカーテンをかけるのは手軽にもかかわらず防寒効果が高い方法の1つです。
カーテンをかけるだけでも、人が出入りする際の冷たい外気の侵入をいくぶんか防げます。
また玄関ドアの防寒性能が不十分な場合でも、隙間風を防ぐ役割があり寒さの軽減に役立ちます。

カーテンを選ぶ際のポイントとして、断熱機能が備わっているものを選ぶようにしましょう。
断熱機能の有無で防寒効果は大きく異なってきます。

その2.玄関ドアにスキマテープを貼る

玄関が寒くなる理由の1つとして、玄関ドアの隙間から入り込む隙間風の問題があります。
しっかりとドアを閉めたつもりでも玄関ドアの防寒性能が不十分な場合、隙間風は侵入してしまいます。

ホームセンターなどで売られているスキマテープを玄関ドアの隙間に貼り付けるだけで、隙間風の侵入を防止可能です。
隙間風を防ぐだけでも防寒対策としては大きな効果を実感できるため、防寒対策の最初の1歩として取り組んでみましょう。

スキマテープは冬の冷気対策だけでなく、花粉の侵入を防ぐ効果もあるため花粉症の方も試してください。

その3.玄関の床や土間に敷物を敷く

玄関の床や土間部分に敷物を敷くだけでも、一定の防寒対策といえるでしょう。
玄関は深夜から早朝にかけて人がほとんど通らないため、外からの冷気で冷たい輻射熱が生じます。
玄関に敷物を敷けば、この冷たい輻射熱の放出をある程度防げます。

また、敷物を敷けば冷え切った床の上を歩く必要がありません。
冷たい床を歩かなくてよくなれば、体感としても寒さを感じる機会の削減が可能です。

その4.玄関に暖房機器を置く

最も手軽で確実な方法です。
ガスや電気のコードが届かない場合でも、石油ストーブであれば設置可能です。
石油ストーブを1台玄関に置くだけで十分な防寒対策ができます。

石油ストーブを使う際の注意点として、消し忘れのチェックや周辺に燃えやすいものを置かないようにしましょう。

リフォームをして玄関の床にも床暖房を設置するなども有効な防寒対策の1つです。

その5.玄関ドアを防寒機能の高いものに変える

玄関ドアの防寒性能が低い場合、隙間風や冷気の侵入を許し、部屋の中の暖気も逃してしまいます。
そのため玄関ドアの防寒性能が低いままだと、防寒対策を用意しても効果を十分には発揮できません。

市場に出回っている新しい玄関ドアの多くは、玄関ドアそのものに分厚い断熱材が仕込んであるものが多いです。
玄関ドアの防寒性能が高ければ冬場の隙間風の侵入を防ぐだけでなく、エアコンの冷・暖気が外部へ漏れるのを防いでくれます。
エアコンの消費効率が高まり、電気代の節約にもつながります。

防寒の基礎知識|玄関の寒さの原因とは

玄関の寒さ対策について知識を得るのも重要ですが、根本的な寒さの原因の理解も同じくらい重要です。
寒さの原因が理解できれば、必要な防寒対策・方法が考えられます。
ここでは、玄関の防寒の基礎知識について解説していきます。

玄関ドアの防寒性能の問題

玄関の寒さの原因としてまず考えられるのは、玄関ドアの防寒性能です。
生活している以上、ドアを開閉する回数を減らすのは難しいです。
日々、学校や仕事や買い物などに行く必要があり、玄関ドアはその都度開閉する必要があります。

冬場は玄関ドアを開閉するたびに家の中の暖かい空気が逃げ、外の寒い空気が入ってきます。
また、玄関ドアの防寒性能が低ければ冷気を十分に防げず玄関が寒くなりがちです。

玄関の向きが原因で日が当たらない

玄関の向きも寒さの原因の大きな要素の1つです。
玄関の向きが北向きの場合、日照時間が短く十分な暖気が取り込めず玄関が常に冷えた状態になります。

集合住宅の場合は南側にベランダを設置する場合がほとんどで、玄関は北向きに配置される場合が多くなってしまいます。
戸建てを作る際は、日当たりの問題も考えてそれぞれの配置を考えるようにしましょう。

リビングの暖気が届かない

家の構造上、玄関は縦長かつ居室空間とドアで仕切りが設けられている場合が多いです。
そのため、居室空間の暖気が届きにくい点も寒さの原因の1つとされています。
居室の暖気を玄関まで届けようとすると、電気代が多くかかってしまうリスクなどがある点には注意が必要です。

玄関に大きな窓がある

玄関にある大きな窓も原因となります。
理由としては、窓から冷たい冷気が入り込みやすいからです。

玄関の採光目的で使用される窓は、断熱性能が乏しいものがほとんどです。
そのため外からの冷気が入り込みやすくなり玄関に冷気が入り込み、結果として寒くなります。

まとめ

玄関の防寒対策が不十分な場合、冬の生活で感じるストレスは大きくなりがちです。
玄関の寒さの原因を知り、防寒対策を練れば寒さ・ストレスを減らし快適に日々を過ごせます。
防寒対策を用意するのと並行して、玄関のリフォームを検討するのも選択肢の1つに加えるのはいかがでしょうか。

弊社は玄関のリフォームの実績なども豊富にあり、防寒対策のノウハウも豊富に揃えているためお気軽にご相談ください。