コラム

カーポートを修理する方法や費用相場は?建て替えとの比較も解説

2023年11月15日

カーポートは建築物のなかでは安価な造りなので、天災などによって破損するケースは珍しくありません。
故障したときに修理と建て替えのどちらを選ぶべきか迷うこともあるでしょう。
また、火災保険を使える条件について知りたい方もいることでしょう。

この記事では、カーポートの修理方法や費用相場、建て替えとどちらがいいかの判断基準などを解説します。

火災保険で修理できる条件なども解説するので参考にしてください。

カーポートを修理する方法や費用相場は?建て替えとの比較も解説

修理できるカーポートの破損とは?

カーポートの破損には、いろいろな種類があります。
「この破損は修理ができるのか」と悩む方も多いでしょう。

ここでは、修理できるカーポート破損の種類を紹介します。

パネルの破損

カーポートの屋根は、経年劣化や飛来物、雪の重さなどで破損しやすい部位です。
何らかの理由でパネルが破損した場合、部分的な交換が可能です。
カーポートの屋根は数枚のパネルからできているため、1枚1万5千~3万5千円前後で交換できます。

なお、素材によってはすでに生産が中止になっている可能性もあります。
その場合、1枚だけ全く別の素材と交換するか、屋根パネルを丸ごと交換するかの選択が必要です。

ちなみに、1枚だけパネルを変えるより全体を交換したほうが価格的にお得なときもあるので、よく検討してください。

支柱の交換

カーポートの支柱を交換するには、一度屋根を撤去して基礎も壊さなければなりません。

そのため、支柱交換の費用は、1本当たり7万円前後からと高価です。
カーポートの状態によっては、カーポートの交換を提案される場合もあります。

カーポートの柱は台風や雪などの重み、経年劣化以外でも車がぶつかるなどして破損する恐れがある場所です。

車庫入れが苦手、免許取り立ての方が乗ると場合は、柱を頑丈にするなど工夫したほうがいいでしょう。

アルミ枠の交換や修理

カーポートのアルミ枠のみ交換や修理をしたいときは、範囲によって費用が変わります。
一部だけならば1万円台で修理可能なケースもあるでしょう。
しかし、雪などの重みで屋根のアルミ枠全体が歪んだ場合などは20万円以上の費用がかかるケースもあります。

経年劣化による破損は、カーポート自体の寿命が来ているとみなされて交換をすすめられる場合もあります。

カーポートは交換と修理のどちらがお得?

カーポートが破損した場合、部分的な修理かカーポート全体の交換かで悩む方もいるでしょう。

ここからは、部分的な修理と全体の交換かを判断する目安を紹介します。
交換か修理かで迷っている方は、参考にしてください。

破損が小さい場合やカーポートが新しい場合は修理がお得

カーポートを建築してまだ5年以内と築浅の場合や、破損場所が小さい場合は部分的な修理がおすすめです。

カーポートの相場は、1台用ならば20万円台から、2台用ならば35万円台からです。
設置してから5年までのカーポートならば、あと5年以上は十分に持つでしょう。
また、修理費用も数万から10万円台なので修理したほうがお得です。

ただし、カーポートの破損の状態は見た目だけでは分かりません。
特に、柱の破損は一見すると小さいように思えるものでも専門業者が見ると深刻なものもあります。
自己判断せずに、必ず専門業者に検査を依頼して見積もりを作成してもらいましょう。

築15年以上のカーポートが壊れたら交換がおすすめ

カーポートの寿命は、15年前後といわれています。
15年以上たったカーポートが部分的に破損した場合、部分修理してもすぐに別の部分が破損する可能性もあるでしょう。
そのため、築年数が10年以上たったカーポートは業者が交換をすすめてくるケースもあります。

ただし、カーポートの寿命は設置した場所や気候によっても変化します。
特に、屋根は紫外線によって劣化が進む可能性も高いため、10年未満の製品でも全面交換をすすめられる場合もあるでしょう。

反対に、費用をかけて堅牢に造ったカーポートは、15年以上の耐久性が期待できます。

火災保険でカーポートの破損は直せる?

加入している火災保険の種類によっては、カーポートが破損した場合の修理費が補償される商品もあります。

ただし、どのような破損でも火災保険の補償対象になるわけではありません。
火災保険の補償対象になるのは、台風などの天災によってカーポートが破損した場合です。
近年は台風も大型化しており、飛来物で屋根やアルミ枠が破損するケースもあるでしょう。

また、雹がカーポートの屋根を破壊するケースもあります。
なお、地震によってカーポートが破損した場合は、地震保険の補償対象になる可能性があります。
火災保険では補償されないので注意してください。

経年劣化や人的行為によるカーポートの破損は、補償されません。
詳しくは自分が加入している保険を確認してください。

まとめ

カーポートはエクステリアのなかでも比較的破損しやすい設備です。

特に、経年劣化が進んでいるカーポートの場合、ちょっとした衝撃で壊れる可能性もあるでしょう。
カーポートは交換すると1台分のものでも20万円以上の費用がかかります。
なんとか修理で済ませたいと思う方もいるでしょう。

しかし、経年劣化が進んだカーポートを設置し続けるのは危険です。
専門業者とも相談して、修理か交換かを決断しましょう。