コラム

外壁塗装に最適な季節を解説!各季節のメリット・デメリットも紹介!

2023年05月31日

外壁塗装を行うとき、どの時期に行うか悩む方が多いでしょう。

実際に「外壁塗装に向いている季節はいつ?」「天候は塗装にどのくらい影響があるの?」といった疑問を持っている方もいます。

外壁塗装に向いている季節を把握して、希望する時期に業者へ塗装を依頼したいものです。
そこで今回の記事では、外壁塗装に向いている季節やそれぞれの季節のメリット・デメリット、外壁塗装に適さない気象条件などについて解説します。

外壁塗装に最適な季節を解説!各季節のメリット・デメリットも紹介!

外壁塗装に向いている季節

外壁塗装に向いている季節は、春(4〜5月)または秋(9〜10月)です。
塗料は、完全に乾燥させないと機能が低下してしまいます。
そのため、空気は乾燥し天気が安定していれば最適です。

夏は気温が高く乾燥自体は早いものの、台風や夕立の心配があるので天気予報を確認しておくと安心です。

また、冬は夜露が降り気温も上がらず、施工時間が短くなったり、塗料の乾燥時間を長く取ったりする必要があります。
乾燥した穏やかな時期もあるので、連日雪が降るような地域でなければ問題はありません。

外壁塗装における季節ごとのメリット・デメリット

外壁塗装のベストシーズンだとしても、「業者が予約で埋まっている」デメリットはあります。
ここからは、外壁塗装における季節ごとのメリット・デメリットを解説します。

春|降水量も少なく繁忙期

外壁塗装に最も適した季節は春です。
梅雨や台風の影響を受ける地域で、雪が降らない場所であれば春を選べば間違いありません。

春に外壁塗装をするメリットは何といっても気候が安定している点です。
寒すぎず暑すぎず雨も降りにくいので、外壁塗装に最適な季節です。

雪が降る寒冷地にはデメリットがあります。
気温が5℃を下回る日もあります。
寒冷地の場合は3月でも氷点下になる日があるので、早くても4月以降に行いましょう。

梅雨の時期|雨が長引くと工期延長になる

梅雨の時期は、どうしても避ける方が多く閑散期となるので、予約が取りやすくキャンペーンや割引特典を受けられる点がメリットです。

一方で、雨が多くなるので、工事ができない日も多くなってしまい工期が延長になってしまうケースがあります。

梅雨の時期は、塗料の乾燥が重要になります。
しっかりとした施工管理ができる業者でないと、施工不良になる可能性もあるので注意が必要です。

夏|工事依頼は減少

夏に外壁塗装を施工するメリットは、人気のあるシーズンではないので、希望するスケジュールで施工できる可能性が高くなります。
日照時間が長いので、施工時間を十分に確保できるメリットもあります。

夏の夕立やゲリラ豪雨は、塗装工事にとって工事が中断するデメリットの一つです。
施工中に窓が開けられず、エアコンが使えない工程もあり、息苦しくなります。
さらに塗装工事の日程がお盆と重なると工期が長くなります。

秋|降水量が少なく再び繁忙期

秋は降水量が減少し、天候が安定しているので、予定通りに工事が進む傾向にあります。
急に塗装工事が中止になるケースも少ないので「急きょ工事が中止になった」「工事中止の影響で結局工期が延びた」などによるストレスを感じにくいのもメリットです。

一方デメリットは、人気シーズンであるため、希望通りのスケジュールでの施工が難しい点です。
特に、評判のよい人気の塗装業者に依頼する場合や依頼が遅くなった場合は、希望の予定で施工するのが難しくなります。

冬|日照時間が短く施工時間に限りがある

冬の時期は塗装工事を避ける傾向が強く、優良な業者でも忙しくないので割引をしてもらえます。
また、塗装工事の間は、塗料が飛散するのを防ぐために塗装していない場所を養生しますが、冬は窓を閉めているので問題ありません。

一方で冬は日照時間が短くなるので、仕事ができる時間がほかの季節と比べて短くなりますし、気温が5℃以下の日は工事が不可能です。
また、年末年始は塗装業者も休みになり、工事がストップします。

外壁塗装の適さない気象条件とは?

外壁塗装に使われる塗料には施工できない気象条件があります。
気象条件が整えば、いつでも施工できます。

塗装できない条件は以下の通りです。

・気温が5℃以下のとき
・湿度が85%以上のとき

つまり、高湿になる雨天の日や極寒の日などは塗装工事を行えません。
高湿、極寒の雨天の日に無理に塗装を行うと、塗料に雨水が混ざり仕上がりが悪くなってしまいます。

また、乾燥が不十分な状態で重ね塗りを行うようになり後々塗料自体が流れ落ちてしまいます。

外壁塗装工事はやろうと思えば年中可能

基本的には、塗装工事は1年中、どの季節でも施工ができます。

雨の多い梅雨の時期や、雪が降る寒い冬は塗装工事に向いていないと考えがちです。
実際は、1年中注意点さえ守っていれば塗装工事はできます。
それらを踏まえたうえで、どの季節に工事を行うのか決めましょう。

判断基準として、塗装に好ましい季節と好ましくない季節があります。
気温が5℃以下や湿度が85%以上のときは工事はできません。

まとめ

外壁塗装の時期は、予定の狂いが少なく、品質管理のしやすさから、春と秋が最適です。
春と秋以外の季節であっても、季節に合わせた施工管理を行えば問題はありません。
閑散期のために「値引き交渉がしやすい」「すぐに着工する」などのメリットも期待できます。

もし、春や秋の繁忙期に外壁塗装を行うと決めたのなら、塗装業者を押さえるのが難しいので、早めに業者を探しを始めてください。

ご自分で決めたベストシーズンに、ご自宅の外壁をきれいにしてあげましょう。